0463-31-1820
オンライン順番取り
当院は、⽪膚科全般の診断と治療に対応しており、⼀部を除き、保険診療を中⼼に⾏っています。
ほとんどは何かしらの物質が肌とアレルギー反応を起こした結果として発疹がでます。化粧品を最近変えた、草⽊を触った⼿で顔を触ってしまった、腰に湿布を貼っていたらかゆくなった、など原因は様々です。⽪膚の⾚み、かゆみからはじまり放っておくと⾊素沈着や⽪膚が分厚くなってくる可能性がありますので、早期より原因物質の特定や適切なお薬を塗ることが重要です。
原因物質を避けるのが第⼀。 塗り薬 ステロイド外⽤剤、タクロリムス軟膏、デルゴシチニブ軟膏など 飲み薬抗アレルギー薬
⽣まれ持ってアレルギー体質(喘息、⿐炎、ご家族がアトピー体質)であるなど、⽪膚の⼤事な機能である“バリア機能”が弱まりやすい状態の⽅が、さらにアレルゲンなどの刺激物質により⻑期的な⽪膚の炎症(⾚み、かゆみ)をきたす病気です。良くなったり、悪くなったりを繰り返すのが特徴で気⻑に付き合っていく必要があります。基本的にはステロイド外⽤薬を中⼼とした塗り薬がメインになりますが肌の状態により強さを変えたり、⾮ステロイド外⽤剤に切り替えたり、飲み薬を⾜したりと細やかなお薬の調整が必要です。
塗り薬 ステロイド外⽤剤、タクロリムス軟膏、デルゴシチニブ軟膏など 飲み薬 抗アレルギー薬 検査 採⾎によるアレルギー検査など
突然⽪膚に強いかゆみと⾚い膨らみが現れる病気です。通常数⼗分以内、⻑くても24時間以内には症状が治まるのが特徴です。数週間もすれば症状が出なくなってくる“急性型”が主ですが、1か⽉以上出たり消えたりを繰り返す“慢性型”の⽅も少なくありません。原因としては、⾷物、薬品、外部からの刺激、疲労やストレス、発汗などが挙げられますが、約70%の⽅が原因の分からない“特発性じんましん”です。飲酒や運動などで⾎流がよくなると悪化しやすいため症状が強いときは避けましょう。
抗原や誘引物質を避ける 内服 抗アレルギー薬など 検査 採⾎でのアレルギー検査など
⼿⾜に膿のような⼩さな⽔ぶくれや⽪むけが現れる病気です。 喫煙、扁桃炎、⾍⻭、⾦属アレルギーなどと関連があることが分かっています。
塗り薬 ステロイド外⽤剤、ビタミンD3軟膏など
⽔ぼうそう(⽔痘)ウイルスに感染した⽅が、⻑い時間を経てウイルスが活性化してしまい神経領域に沿って体の左右どちらか一方に⽪膚の痛み、⾚み、⽔ぶくれが現れる病気です。加齢やストレス・疲労のほか、免疫⼒が低下したときに出やすいのが特徴です。帯状疱疹が治った後も痛みが⻑引くことが多いため、発症からできるだけ早く抗ウイルス薬での治療を開始すると同時に、痛みのコントロールをしていく必要があります。また、感染の恐れがあるので⽔ぼうそうにかかったことのないお⼦さんへの接触は避けましょう。
飲み薬 抗ウイルス薬、神経痛緩和の薬 塗り薬 化膿⽌めや傷の治りを早くするお薬 冷やすと痛みが増すので温めましょう。
お⼦さんの⼿⾜にできやすいカサカサした“いぼ”で、うおのめができた!と受診されることが多いです。原因はウイルスであり⾃然治癒しないばかりか、放っておくとどんどん⼿⾜に散らばり⼤きくなってくるため、早期の治療開始が重要です。1回の治療で治ることはほとんどないため根気強く通院していただくことが⼤切です。
液体窒素による凍結療法(1〜2週間に1回の頻度) 飲み薬 漢⽅薬
ウイルス性のいぼで体のどこにでもできる可能性があります。 ⽶粒ほどの⼤きさで、放っておくと増える可能性があります。
局所⿇酔テープを貼付した後、ピンセットで1つ1つつまんで取っていきます。部位的に処置が困難である、処置中にじっとできないなどの場合は経過観察とし⾃然消退を待つ場合もあります。
正式名称は“尋常性ざ瘡”といい、⽇本⼈の95%以上の⽅が経験する⼀般的な肌トラブルです。思春期の学⽣さんから成⼈まで幅広い年齢層の⽅に発症します。⾚みや凹凸を引き起こすなど外⾒への影響があるため、⽣活の質(QOL)が低下してしまうことも少なくありません。にきびは“⻘春のシンボル”として知られており、ただの⼀過性の肌の症状として認識されていることも多いですが、れっきとした⽪膚の病気です。近年、にきび治療は⼤きく変わってきており、⽇本では世界標準の治療が健康保険で受けられます。当院ではにきび治療に⼒を入れており、1⽇でも早く患者様の肌状態が改善できるようにスキンケア指導を含めお⼿伝いしています。
にきびは⽑⽳と⽪脂(あぶら)が関係する病気です。⽪脂は⽑⽳から出て肌を保護する役割があります。しかし、⽑⽳の出⼝がつまったり、⽪脂の量が多すぎたりすることで⽑⽳の中で⽪脂が溜まってしまい、結果としてにきびが発⽣します。この状態をコメド(白にきび、黒にきび)と呼びます。コメドの内側はにきびの原因となるアクネ菌が繁殖しやすい環境であり、アクネ菌が異常に増えた結果として炎症を起こし、腫れて⾚にきび、そして⻩にきびへと悪化していきます。正しいスキンケアを⾏い、適切な処⽅薬を使うことでコメドを減らし、にきびの改善につなげていきます。
にきび治療は続けることが最も⼤切です。治療開始から最初の3か⽉は効果を感じやすい時期で、特に⾚にきびや⻩にきびの減少が期待できます。(ここで治療を中断するとぶり返しやすくなるため注意してください。)3か⽉以降は、新しいにきびができるのを防ぎ、にきび跡を⽬⽴たなくすることを⽬標に1年〜1年半と⻑期に治療を続けます。ここまで治療を継続することで、ようやくにきびができにくい肌へとなっていきます。にきびの治療には様々な⽅法があり、ひとりひとりの症状に応じて適切な処⽅薬を選択していきます。治療の効果が感じられるまでの期間には個⼈差があります。
塗り薬
飲み薬 にきびの状態によりテトラサイクリン系の抗⽣物質、漢⽅薬、ビタミン剤などを併⽤したほうがより効果的な場合があります。 内服の種類、期間などは医師の判断にて指導させていただきます。
当院では、View39という⾎液検査(⾎中抗原特異的IgE抗体検査)でのアレルギー検査を⾏うことができます。1回の採⾎で39項⽬のアレルゲンを調べることができます。じんましん、アトピー性⽪膚炎、花粉症、アレルギー性⿐炎などで原因のはっきりしない⽅、症状を悪化させる要素を知りたい⽅に適しています。その他、問診による原因推定が困難なアレルギー疾患の診断をサポートします。原因を知ることで、アレルギーを起こしやすいものからを避けるなど予防できるようになります。費⽤は保険適用で約5,000円(3割負担の場合)となります。採⾎での検査のため基本的に中学⽣以上の⽅を対象とします。
吸⼊系 その他アレルゲン(19項⽬) ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト1、ネコ⽪屑、イヌ⽪屑、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス ⾷物系アレルゲン(20項⽬) 卵⽩、オボムコイド、ミルク、⼩⻨、ピーナッツ、⼤⾖、⽶、ゴマ、ソバ、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、⽜⾁、鶏⾁、豚⾁
0463-31-18200463-31-1820
●⼟曜⽇は13:00まで、⽔曜⽇・⽇祝⽇休診